予防接種

予防接種について

赤ちゃんからシニアまで幅広く対応

赤ちゃんからシニアまで幅広く対応

当院では乳幼児の定期接種、任意接種をはじめ、インフルエンザや新型コロナなど季節性の予防接種、帯状疱疹など、幅広い予防接種に対応しています。以下、当院で受けられる予防接種の項目をご参照ください。その他のものにつきましては、お問い合わせください。

診療終了30分前までにご来院を

予防接種を受ける際は、診療終了時間の30分前までにご来院ください。接種後、しばらく院内で経過観察を行います。

取り寄せが必要なワクチンの場合は、予約が必要になりますので、以下をご参照ください。

また、予防接種に関するご相談は、ご遠慮なくお問い合わせください。

予約不要で受けられる予防接種

  • 水痘・帯状疱疹(生ワクチン「ビケン(弱毒性水痘)」)
  • DT(二種混合)
  • MR(麻疹・風疹)
  • 五種混合(ゴービック・クイントバック)
  • Hib
  • 小児肺炎球菌(15価・20価)
  • 日本脳炎
  • B型肝炎
  • 季節性インフルエンザ
  • 新型コロナウイルス感染症

予約が必要な予防接種

  • BCG
  • おたふくかぜ
  • ロタウイルス
  • 破傷風単独ワクチン
  • 子宮頸がん(4価・9価)
  • 不活化ポリオ
  • 高齢者肺炎球菌
  • 帯状疱疹
    (不活化ワクチン
    「シングリックス」/2回接種)

予防接種を控えた方がいい場合

  • 体温が37.5度以上
  • BCGは皮膚の状態が悪いと接種できません
  • 免疫抑制剤を服用中の方
  • 3週間以内に外科手術などの予定がある方
    ※予防接種は、
    体調がよいときに受けるようにしましょう。

定期接種とその種類

定期接種とは、法律にもとづいて市区町村が主体となって行う予防接種のことをさします。

乳幼児期の定期接種は、対象年齢であれば全額公費で受けられます。

一方、インフルエンザや新型コロナなどは、定期接種でも年齢によって受けられる助成金額が異なります。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルスにかかると、自覚症状がないまま肝炎を発症し、肝硬変や肝がんになることがあります。母親がキャリアでない場合は、生後2カ月での接種をおすすめします。

対象 生後1歳になるまで
推奨時期 生後2カ月~9カ月
接種回数 3回

五種混合(DPT-IPV)ワクチン

ジフテリア、百日ぜき、破傷風、ポリオ、4つの病気を予防します。重症化すると呼吸困難や麻痺、脳症などを重篤な症状を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもあります。

対象 生後3カ月~7歳6カ月未満
推奨時期 生後3カ月~
接種回数 4回

原則として三種混合(DPT)ワクチンとポリオワクチン(生、不活化)をどちらも接種していない場合に接種対象となります。

小児肺炎球菌ワクチン

子どもの肺炎球菌による感染症を予防します。肺炎球菌などの細菌が原因で髄膜炎になると、診断が難しく、抗菌薬も効きにくいため、早い段階での予防がとても重要です。

対象 生後2カ月~5歳未満
推奨時期 生後2カ月~
接種回数 4回

BCGワクチン

結核を予防するワクチンで、スタンプ方式の接種になります。赤ちゃんが結核にかかると悪化スピードが早く、結核性髄膜炎や栗粒結核を併発する心配があります。

対象 1歳未満
推奨時期 5~8カ月
接種回数 1回

麻疹風疹混合(MR)ワクチン

麻疹(はしか)は、全身の発疹と高熱が特徴で、肺炎や脳炎を合併して死亡することもあります。風疹はまれに脳炎を併発し、妊娠初期の感染で胎児に影響を及ぼす可能性があります。

対象 1歳~2歳と年長児
推奨時期 1歳になったら最優先で接種
接種回数 2回

みずぼうそう(水痘)ワクチン

みずぼうそうは予防するべき病気です。脳災や肺炎を併発することもあります。一度罹患すると神経に潜み、将来的に帯状疱疹を引き起こす可能性があります。

対象 1歳~3歳
推奨時期 生後12~15カ月
接種回数 2回

ロタウイルスワクチン

ロタウイルスは感染力が強く、かかると激しい吐や下痢、発熱を伴います。脱水症やけいれんを起こしたり、脳炎などの合併症を起こしたりすることもあります。

対象 1歳未満
推奨時期 生後2カ月~生後14週6日までに1回目
接種回数 ロタリックス・生後6カ月までに2回
ロタテック・生後8カ月までに3回

日本脳炎ワクチン

日本脳炎ウイルスは豚の体内に生息するウイルスで、蚊を媒介に人にも感染します。発症すると死に至る可能性があります。現在でも、全国で年間10人程度の発症報告があります。

対象 生後6カ月~12歳
推奨時期 第1期3歳~/第2期9歳~12歳
接種回数 第1期3回/第2期1回

HPVワクチン(子宮頸がん予防)

子宮頸がんなどのHPV感染症を予防します。初めての性交渉の前までに受けることが有効とされています。対象年齢内に期間をあけて2~3回の接種が必要です。

対象 9歳以上~15歳未満
接種回数 2~3回

2024年度インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症
予防接種について

どちらも予約なしで接種できます。同時接種も可能です。診療終了時間の30分前までにご来院ください。

なお、子どもの場合は母子手帳と医療証を必ずご持参ください。

インフルエンザ 予防接種

2025年1月31日までの接種に限り、大田区から助成が受けられます。助成金額や期間は、年度によって異なるため、毎年ご確認ください。

実施期間 2024年10月1日~2025年1月31日
対象者 接種日現在、生後6カ月以上中学3年生以下の大田区民の方
助成回数 (1)生後6カ月以上13歳未満の方 2回まで
(2)13歳以上中学3年生以下の方 1回

●小児

大田区在住の生後6歳〜小学6年生 1回/1,000円(税込)
※2回接種で計2,000円(税込)
大田区在住の中学生 2,000円(税込)
区外の生後6歳〜小学6年生 1回/3,000円(税込)
※2回接種で計6,000円(税込)
区外の中学生 4,000円(税込)

●高校生〜64歳

高校生〜64歳 4,000円(税込)

●高齢者(65歳以上の方)

65歳以上の大田区民:予約票ご持参で無料

※コロナワクチンの予約票と一緒に同封されています。

新型コロナウイルス感染症 定期接種

2025年3月31日までの接種に限り、大田区から助成が受けられます。助成金額や期間は、年度によって異なるため、毎年ご確認ください。

【実施期間】2024年10月1日~2025年3月31日

【対象者】満65歳以上の方、特定の疾患により予診票が届いた60歳〜64歳の方

※対象以外の方でご希望の場合は全額自己負担となります。

【当日の持ち物】

・予約票

・診察カードもしくは本人確認書類

対象の方 1回/2,500円(※控除込み)
対象以外の方 16,500円(税込)

【当院で使用するワクチン】ファイザー

※インフルエンザ予防接種と新型コロナウイルス感染症 定期接種は同時接種が可能です。詳しくはお問い合わせください。

任意接種とその種類

定期接種以外のワクチンで、全額自己負担となります。流行を防ぐために、行政から接種をすすめられることもあります。また、海外旅行の際、渡航先によっては接種が望ましいとされるものもあります。

おたふく風邪

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)は、無菌性髄膜炎や脳炎の合併症を起こす可能性があり、一生治らない難聴になることもあります。大人も接種できます。

対象 1歳~
推奨時期 子どもの場合は保育園等への入園前までを推奨
接種回数 2回
費用 7,700円(税込)/回

帯状疱疹

みずぼうそうにかかったことがある人は発症の可能性があり、50歳以上になると発症リスクは急激に高まります。失明や難聴に至ることがあり、痛みが長引くこともあります。

※帯状疱疹のワクチンは「シングリックス」と「ビケン(弱毒性水痘ワクチン)」の2種類があり、お選びいただけます。

助成対象 大田区に住民登録のある50歳以上の方
助成額と助成回数 (1)生ワクチン「ビケン」11,000円(税込)×1回
※助成金使用の場合の自己負担額は6,000円(税込)
(2)不活化ワクチン「シングリックス」22,000円(税込)/回×2回
※助成金使用の場合の自己負担額は12,000円(税込)×2回

お問い合わせContact

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